ベトナム建国記念日・カントーへ3 麺フーティウ作り(Ho筆)
ベトナム南部、メコンデルタの最大都市カントーの旅。 早朝6時の水上ツアーがメインイベント。 もちろん、水上マーケットも楽しいのですが・・・ 個人的には 途中で舟を降りて、フーティウ・麺作り工場の見学がもう一つの目的でした。 ベトナムの麺はフォー、ブン、ミー、ミエン・・・色々ありますが、 南部の代表麺がフーティウです。

ホーチミンの近所で頼んだシンプルなフーティウ。 白い細い乾燥麺です。ベトナムの麺の中ではコシがあるタイプ。 その秘密を知りたい。 ということで、こちらが カントーのフーティウ工場です。 とってもいい雰囲気。家族・親戚?で役割分担して、 それぞれが担当を担う、家内制手工業です。

民家の隣に平屋があって、いくつもの工程が一度に見られます。 まずは麺の原料を混ぜた液体。 大きなポリタンクに2種類の粉と水を混ぜて撹拌します。 ここまで大量ですと尽力ではとても無理。撹拌棒が大活躍!

2種類の粉というのは、一つは米粉。 ブンやフォーが米粉だけで作るのに対し、フーティウは米粉と・・・ これが混ざるんですね〜・

タピオカ粉 です。 日本ではジュースが人気で原料少なくなってると話題のタピオカ粉。 ベトナムはいっぱいありますね、ココナッツの宝庫ですから。 米粉とタピオカ粉、この配分は社外秘ですw このタピオカが入ることで、モチモチっとした食感、弾力が出るということか。 次の行程は、この原液でライスペーパーを作り。

おばちゃんが、原液を鍋ですくい ガーゼで覆った大きな蒸し器の上に流し込み 掬った鍋の鍋底で平らに丸く成型します。 でっかいクレープみたい! 結構な厚みがあります。 1分もかからないうちに、生地には程よく火が通って、半生状態に。 形が整ったところで・・・

向かいのおじさんの出番! バットを一回り太くした竹で編んだ道具を半ナマライスペーパーの 端からくるくると回し、絡めます。 ちょっと見切れてますが、竹バッドです。

軽いのですが、片手で扱うのには修行が必要ですね。 竹バッドに丸めたライスペーパーを すぐ隣にある これまた竹で編んだ、ライスペーパーラックに広げます。 クルクルクルと、半回転させるんですね〜。

見学ツアーでは、この竹バッドでライスペーパーを丸めとり 広げる体験ができます。 結構な厚みがあるライスペーパーの重さを感じ、 蒸し器から立ち上る蒸気をかぶりながら 1枚1枚作っていく行程を試せるのは貴重ですね。 見た目ほど軽くないし、おばさんとのリズムもあるし、 これは職人技だな〜と思います。 この半ナマのライスペーパーを作ったら、半日ほど乾燥させるそう。

これがライスペーパー干し場です。 早朝はライスペーパー作りで、午後からざっと干場にライスペーパーが並ぶんですね。 生麺ではなく、半日乾燥させることでフーティウのコシが出るんですね。 そうして透き通るくらいに乾いたライスペーパーをどうするかというと 次の行程は・・・裁断です!

工場では、機械で一気に裁断しますが、 ツアーでは昔ながらの機械を体験できます。 ローラーの上に、1枚ずつライスペーパーを広げます。 サイドのハンドルを回すことでライスペーパーが裁断機の中に入っていき カットされるんですね。(手動のシュレッターみたいな感じ)

裁断された麺をよーく見ると、この細い鋼模様があるのがわかります。 汁がよく絡み付くのも、この機械を通すからなんですね。 フォーやブンの麺をよく見ても表面はつるん!としたまま。 食感の違いが出るのは、裁断機の種類にもあるようです。

カットされた麺をすくい取る係も必要なので ハンドルを回す人、麺をとる人、2人がかりですね。

こちらも体験できます。 麺はきっちり分量ごとに分けられて、梱包されます。

こちらの工場では粉と水だけで作られ、保存料は一切なし。 カットした麺をつまみ食いできます。 消費期限は1週間と短いのですが、美味しいだろうな〜〜〜。 いっそこの麺を作ったフーティウ食堂があればいいのにな。 作って欲しいな〜〜〜 大満足のフーティウ工場! 移住生活ランキング
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