Ho Chi Minh City

魚の顔を切るの!? ベトナム市場で毎回ギョッとする理由

ホーチミンの市場やスーパーで魚を買うとき、 ギョッとします。 魚の顔が違うから。 魚の顔は同じでしょ、と思われますが正確にいます。 ベトナムの魚は日本とさばかれ方が異なるので、 魚体の姿形が残る日本型とは様子がガラリと変わります。 つまり、顔も切られます。頭でなく、顔っていうところが ギョッとするのです。

IMG_7314

店員さんは魚を捌くとき包丁ではなくハサミを使います。 しかもザクザクと大胆に処理していく。 ヒレや尻尾など、尖って危ないところは遠慮なくハサミでチョッキン! お腹を開き、エラを取るのもハサミでザクザク! そして最後に、魚の尖った口、くちばしのような部分まで チョキン!と切り落とす。 はらわたも出して、きれいにしてくれるのだけれど、 つまり、下あごのところは、妙な形で切りとられている。 最初見た時は、なんと間の抜けた姿にびっくりしたもんです。

IMG_7305

⚫️アジの梅煮もこんな姿よ・・・ 日本で魚を捌くといえば、包丁が当たり前。 三枚におろして、骨を外して、 きれいな身を作る。お刺身にスライスする時の包丁の滑らせ方といったら美しい。 けれどこちらでは、 ハサミでチョキチョキ。 美学はないですね。 勢いのみ!! 料理も、 揚げる。 煮る。 スープに入れる。 丸ごと料理することが多いので、 三枚おろしにする必要があまりないのですね。 そういえば、ベトナム人の家庭にお邪魔したとき、 台所にある包丁は一、二本しかなかった。 中華包丁のような幅広のものと、 もう一本、文化包丁のようなもの。 それで思い出すのは、子どもの頃の父の姿。 釣りが好きだった父は、 自分で釣ってきた魚を台所で捌いていた。 小さな魚でも、きれいに三枚におろして、 お刺身にしてお皿に並べた。 実家には細長い刺身包丁もあったし、 小さな魚を三枚おろしにするための 小刀のような包丁もあった。 魚を美しく捌くための道具が ちゃんと揃っていたなぁ〜。母親も使ってたし。 一方、ベトナムでは魚を生で食べる文化はほとんどない。 今でこそ寿司文化が入ってきたけれど、 まだまだ主流は 揚げる。 焼く。 スープ、鍋で煮込む。 そういえば、テト前のスーパーで とんでもないものを見かけた、それはクロマグロ。 しかも、かなり大きいサイズで 私の頭の中では、トロが、トロがトロが〜〜〜。 「わぁ〜〜〜い」と思って駆け寄ったら、 やはりそこはベトナムです。

IMG_7306

⚫️立派なクロマグロのお姿 美しいサク切りが並ぶのではなく、 ドン、と並んでいたのは輪切りのマグロ。 「うわぁぉ〜〜〜、もったいない!!」 思わず口に出してしまったけれど、 そうか、焼いたり煮たりするのだものね。 隣にはクロマグロの大きな頭が ズドンと置かれていた。 「こんなはずでは・・・」と聞こえてきたよ。 国が変われば台所の文化もずいぶん違うもんね。 移住生活ランキング

#ベトナム国内旅行#ベトナムで料理する

コメント