想像していなかった進化の行き先
こんなに進化するとは、想像していなかったものが二つある。 一つは、ストッキング。 こちらでは履かないけれど(生足が基本だからね〜)、破れにくくなり、 刺繍入りやプリントものまで登場して、ストッキングにここまで芸術性が宿るなんて、 思いもよらなかった。 「足をきれいに見せる肌色」「喪服用の黒」だけだったものが、 カラフルなタイツが流行った時点で、ずいぶん変わったなあと思っていたのに、その先があった。 ファッションとしてもっとこうしたい、という欲求と技術が合致すると、 日用品はここまで進化するのか、と素直に驚く。 そして本題は、こっち、マスク。 小さい頃のマスクといえば、ガーゼを何枚も重ね、耳にかけるためのゴムを通したもの。 風邪ひきさんか、給食当番係が使うもの、というイメージだった。 ドラマなどで、医療用の緑や青のマスクを見ることはあっても、 一般の人が使うのは白、というのが当たり前。 素材がガーゼから不織布に変わっただけでも、「なるほど、これは便利。 しかも使い捨て」と感心したものだった。 ところがコロナを経て、状況は一変。 肌が荒れにくい生地、メガネが曇らない工夫、何層構造、ひだ付きでサイズ調整ができるもの……。 こ、こ、こ、こんなに進化するものだったのか〜〜〜。 さらにファッション性も加わり、カラーマスク、柄物も登場。 最近は落ち着いたモノトーン? 黒と白が日本では主流かな? それにしてもマスクがここまで多様化するなんて、想像だにしなかった。 ただマスクといえば、ベトナムです。 コロナ前から、私はベトナムにちょこちょこ来ていた。 ベトナムでは、バイクに乗る人たちがみんなマスクをしている。 排気ガス対策だったり、日焼け防止だったり。 ホーチミンの派手好きな気質もあって、柄物、キャラクターものも豊富。

⚫️子供用の小さいサイズ 黄色いドラえもん! 「かわいいなあ。でも派手だなあ」と思いながら、日本へのお土産にしたこともある。 子供用にはめちゃウケた。かわいいもんね。 当時の日本で使うにはかなり目立つし、 布製だから冬は暖かいけれど蒸れる、という難点もあった。


それでも私は、進化というより「文化の違い」として、マスク文化の差を楽しんでいた。 さて、コロナ禍を経て、成長著しいベトナムでマスクはどう進化しているのか。 この間、スーパーで見つけたのが、この棚。

不織布で、立体構造のマスク。 白くて、使い捨てにちょうどいい。ここまでは普通。 でも、ベトナム感がにじみ出ていたのは――香り付きだったこと。 ほのかに香る。 ペパーミント。これは想像がつく。安定感がある。 でもベトナムポイントが高いのは、 レモングラスとライム。爽やかさの極地〜。 さらに、ブオイの皮(グレープフルーツに似た、ザボンのこと)。 皮に癒し効果があるのは、こちらではおなじみで、ちょっと高級感もある。 身近な果物、グアバの香りまであった。

【🇻🇳ホーチミン:物価情報・香り付きマスク 2026年2月付】 10枚入りで約24,000VND。 日本円で145円くらい 今回はさらに特価で、17,800VND。 日本円 110円くらい まあ、お安い! 夫の出張用にミントを、自分用にもいくつか。 結局、お土産にもいいなと思って、全種類買ってしまった。 さっそく使ってみる。袋をピッと破るとふわっと香りがきた。 レモングラス&ライムを着けると、フゥ〜〜〜〜気持ちいい。 マスクの進化は、これからどこへ向かうのだろう。 ベトナムではマスク文化がもともと身近だから、コロナを経て、 デザイン性のあるもの、元々文化としてある刺繍ものを押し出しているものなど、工夫されている。 ちょっとしたプレゼントにもなる。 「プレゼントにマスク」なんて、考えなかったけど、 日本では災害用に常備しておくのはありだしね。 世界的なウイルスを経て、経済も、価値観も変わった。 時代の変化は、案外こういう身近なところに、はっきりと現れるのだと思った次第です。 移住生活ランキング
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