瓶の中に季節を漬ける ― テト前のラッキョウ仕事
テト前になると、ホーチミンの市場にラッキョウが並ぶ。

日本よりもやや小さめで、土のついたままのものもあれば、 つるんとした綺麗な白い肌を剥き出しにした、処理済みのものもある。 日本だとラッキョウは夏のもので、カレーの横にいる存在だけど、 ホーチミンでは年末の食材ですね。 食べ方は漬物、メイン食事の添え物としてが、多いよう。日本と同じですね。 容器に入った漬けたものが、民家の軒先に並んで売っていることもあっておそらく自家製。 おじいさんやおばあさんが店番をしていることもあって、あれも年末の光景です。 味は甘いのか、酸っぱいのか、辛いのか…。 買っていないので不明だけど、まだ味がよくわからないまま眺めている。 (いつかちゃんと買って食べてみたい) おそらく塩漬けなのだと思われます。

日本は食品衛生面が厳しくなって、「**さんの手作り漬物」が販売できなくなる?! というニュースを聞いたことがある。 地方で食べると美味しい漬物。野沢菜、赤かぶ、千枚漬け…。 地元のおばちゃんの手作りがなくなるのは寂しい。 こちらベトナムは、まだ今のところ大丈夫。 でも衛生面は確実に厳しくなっているので、こうした店頭販売もいつか無くなるのかもしれない。 それでも軒先販売やネット販売は、しばらく健在でしょう。 ※日本では近年、食品衛生法の改正により、漬物の製造・販売にも営業許可が必要に 2024年6月からは保健所の許可を得た施設でなければ販売できない運用が本格化。 専用の衛生設備や管理体制が求められ、道の駅や直売所で見かけた「手作り漬物」が 減りつつある、とも言われています。 【参考:漬物製造の営業許可制度について】 カクイチ「漬物製造許可制度とは(2024年6月以降の運用)」 ということで、市場でラッキョウを見つけたので、作ります! 今年は1.5キロ。 皮をむく作業は案外時間がかかるので、 本当は友達とべちゃくちゃおしゃべりでもしながら剥くのがいいんだけど、 まあそれぞれ都合もあるし、ひとり、ラジオを流しながらひたすら剥く。 のんびり好きな時間にダラダラと・・・

味付けは、きび砂糖を使って少し甘めのマリネ液に。 でもスパイシーにもしたいので、唐辛子と胡椒粒はしっかり入れます。 これで3ヶ月ぶんは持つでしょう。

●茶色のマリネ液 漬物といえば・・・母親のぬか床。 「糠の中の野菜を取ってきて〜」と言われて、 ひやっと、ぬちゃっと冷たいゆるい糠床に指を突っ込んで、 きゅうりやなすや大根を取り出したっけ。 こちらで糠床を作っている方がいるとも聞くけど、 暑いホーチミン、狭い冷蔵庫では手間がかかるな〜と思って参入しない。 やっぱり、漬物はこちらでも買うもの、もらうもの〜。 高菜の塩発酵漬け、小茄子の塩醤油漬け、大根やニンジンの甘めの漬物などなど、冷蔵庫に常備品。 自宅ではちょっとした浅漬け、すっぱめのマリネでニンジンやきゅうりを漬ける程度。 ラッキョウは手間がかかるから、でも自分で作ると楽しい、美味しいと嬉しい。

半年おきの「そろそろやるか〜」と気合いを入れる大仕事です!

●ちょい甘風味のあとから ツンとした絡みも追っかけてきます 移住生活ランキング
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