花は括られる
最近、食べものの話ばかりだったので、今日は少し違う話。 ベトナム・ホーチミンの日々の暮らしに欠かせないのが市場なんだけど その中で、つい足を止めてしまう場所はお花屋さん。

とにかく日本よりも花が安いのでそれだけで、ちょっと嬉しい。 市場に行くと、朝から花がどーんと山積み。 「こんなにあって大丈夫?」と思う量なんだけど、も不思議と、3時間もするとほぼ更地。 きれいさっぱり、売り切れ。 種類は圧倒的に多めなのが菊なんですが、ひまわり、グラジオラス、ユリ、ガーベラ、カーネーション、バラ、かすみ草などなど、日本でもお馴染みの花たち。 日本なら、花屋さんで少し迷って選ぶ花たちが、ここでは日常。 値段は種類にもよるけれど、 いちばんオーソドックスな菊で、35,000〜40,000ドンほど。日本円で200円ちょっと。 花が「特別」じゃない理由、分かります。 ベトナムでは、花を生けるのも気軽で、玄関、テーブル、神棚などそこかしこに、花がある。

男性が花を買うのも、当たり前の光景。 花屋さんの前でバイクを止めて、指差しで購入すれば、 店の人が、ささっと花束をバイクにくくりつけてくれる。言葉なしの連携プレー。 日本にはない日常風景です。

お花屋さんは短い紐をぶら下げすぐに縛れるようスタンバイ。 いいんですね、このスタイルが。

そして男性が花束を抱えている姿も日常で、 うちの夫も、気が向くとふらりと花を買ってくる。

というわけで、我が家も気軽に花を生けているわけだけれど。 これが意外と、難しい。 バランス。 間。 向き。 考え出すと、きりがない。 でも花が安いから、失敗もできる。 集中して生けて、「あ、違ったな」と思ったら、やり直せばいい。 花を愛で、向き合うのは、私にとって落ち着くいい時間。 今日は、50,000ドンの白い小花をセレクト。

ひゅっと細い茎。 緩やかなカーブ。 すぅっと伸びる、そのラインは描けない、自然界の神様が作った造形。 ほんと不思議だな〜可愛らしいなあ、とつくづく。

生け方はオリジナル。 いろいろ混ぜるのは、あまり得意じゃないので、単独飾り。 なるべく隙間を作りたいんだけど、イマイチ言うことを聞いてくれない花と茎と葉っぱ。 たぶん正解はない。まぁこんな感じ。

いいところでお湯が沸いた。

蘭とかすみ草

黄色いガーベラとボンボン形の丸菊(名前知らない) 移住生活ランキング
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